3月に今立芸術館にて加藤登紀子のコンサートがあり、舞台で一緒に歌える機会が得られた。といっても、私が彼女とデュエットで歌った訳ではない。今立芸術館が一緒にうたう合唱団を公募することになり、メイン合唱団として私の合唱団に依頼があり、その指導を私がすることになった訳である。
チケットは発売後3日で売り切れてしまったそうで、その人気のすごさに驚く。私の年代で加藤登紀子というと、懐かしいという思いと、何曲か彼女の歌が若き日の思い出とともによみがえってくる。
近年の彼女の活動については、全国的に演奏活動を展開しており新曲もどんどん出していて、ゴスペラーズ作曲品といったように結構巾の広い世代にファンを確保できる演奏をしている。環境をテーマにしたものをライフワークとして持っていて、それが根強い人気の源となっているようだ。一本筋の通った生涯活動として、小さくても何かを創りあげたいものである。