「この地に感謝」

光陰矢の如し。転勤により大阪から武生市に来て19年目を迎えている。
その内、長尾町にお世語になって14年目を迎えようとしているが、引越し当日のことは今でも印象に残っている。
「多美ちゃん、遊ぼう!」と、引越しの当日に既にスイミングで友達になつていた長女の友達2~3人が遊びに来てくれたのだ。この地は良い所だなと思ったのを記憶している。
妻の実家九州で生まれた長女、大阪で生まれた次女、そして武生で生まれた長男もそれぞれ大きくなった。武生に来てからは仕事一本槍で家庭に目を向ける余裕が無く、父親として子供たちに何もしてやれなかった様に思うが、それぞれの友達や先生、また地域の人々や環境にも恵まれてここまで育ってくれた。大変有り難い。
財産も名誉もない私であるが、子供達だけが唯一の財産であり、これから先も健康で、ずっと成長し続けて欲しいと願わずにはいられない。そして、この地に感謝したい。