私が出勤する列車に、とても95才とは思えない小柄で元気なおぱあさんが、毎朝福井の西別院へお参リされるために、大土呂よリ乗ってこられます。
いつしか若い女の子のグループが、おぱあさんを待つて席を譲るようになリ、「おはよう、元気やね」に始まり、福丼までのしぱしの間無邪気な会話が聞かれます。このやリとりが、周リの人の心を温かくし、何か《エネルギー》を与えてくれるのです。
今日も、おぱあさんは席を譲ってもらい、差し込んでくる朝日に向かって手を合わせて出かけていかれました。いつまでもお元気な姿を見ていたいと願っています。