平成10年3月

私は車の運転が下手だと思っている。
青年団の頃『車は乗せてもらうもので、運転するものではない。』と教えられ、人とは遅れて免許をとった。というのは表向きで実は怖かったのである。
新年早々の1月2日、最大の事故にあった。相手は『死んだ』と思った。
空中転回し、歩道信号機を根本から抜き倒して止まった。長い髪をタラして動かない。それに、警察、救急車と近くのスタンドヘ。大勢の野次馬をあとに初めて『ピーポー、ピーポー』に乗った。相手が係員の呼ぴ掛けにしっかりと反応した時思わず『よかった!』といった。
本人がその日のうちに退院したことはあとで知ったが、22才の本人を頭に五人姉妹と聞き二度びっくリ。
あのような無茶な車の乗り方は、男性だと思っていたので先入観で物事を簡単に判断してはダメだと改めて思い知った次第です。