20世紀人類は、物質さえ豊かになれば幸せになれると信じ、物質文明の繁栄を謳歌してきた。
確かに科学等の進歩により、豊かになり暮らしぶりは随分変わった。
携帯電話の普及で何処にいても会話ができる。パソコンのインターネットで、瞬時に膨大な各種情報が得られる。
今後、益々科学の進歩で新商品等が多く開発され、これを欲する欲望も肥大化していくだろう。物的欲求が満たされたときは、一時的には満足するが、心からの満足感・充実感がわかないのはなぜだろうか。
心の時代と言われつつも、物質文明からなかなか抜けきらない自分自身に問いただし、物質の豊かさだけを追い求めることなく、今後の生かされる一度の人生を一日々歩んで生きたい。