二月三日は節分、そして豆まき。
豆まきと言えば、昨年まで(下の子は今一年生)の保育園での豆まき会。本物さながらの鬼の登場に、逃げながらも精一杯豆をまく様子が伺えた。怖いからこそ豆をぶつけ、追い払う気持ちが大切であり、子供の成長のきっかけにつながるのだなと感じたものだ。
一年に一度くらいは「鬼」というよくわからない怖い存在がいることを感じて畏怖の念を抱くことも大切なのかもしれない。昨年三月未曽有の大震災が起こり、節分を前に思うことである。科学がどんなに進んでも、人間は無力であり、だからこそ自然に対して畏怖の念を持ち、人間ができることは実はそんなに大きくない、日々のちょっとした働きが重要なのだということを感じることができた。
「二月は鬼がくる」と未だ恐れている子供達と一緒に、一日一日を大切に過ごしたい。