平成9年10月

朝の出勤時の事です。
鯖江駅前付近で、毎日の様に目の不自由な男性の方とすれ違います。
その方は、踏切、信号機等のある道を白い杖を手足の様に使い分け、まるで目が見えているようです。
そうなるまでには、大変な勇気と努カがいったことと思います。
会話もしたことがあリませんが「頑張ってください!」と心の中で応援すると同時に、歩く姿を見てなぜか「今日も頑張ろう!」と、自分に言い聞かせてしまう、そんなすれ違いを、経験させてもらっています。