平成17年7月

仕事柄、近在近郷を歩く機会が多いのですが行った先々でいつも気になるのが、その土地の自然環境です。
 思わず口に入れたいと思うほどに美しく澄んだ水が流れる小川、周辺に息づく生物を見ると気持ちがとても癒されます。山間の集落で蛙のコーラスを聴いたときは、その音色の美しさに鳥肌が立つほどの感動を覚えました。
 反面、道路脇の田畑に散乱して捨てられた空き缶や弁当ガラ、林道では多くの粗大ゴミの投棄も目にします。
 便利で手軽な生活をするのが当り前になり、一方で失われていく自然を取り戻すことは難しくなりました。私達の暮らす北新庄にもまだ多くの自然が残っています。美しい環境に恵まれた故郷を後生に残してあげたいものです。