平成12年10月

春の桜、秋の菊は、日本の風土によく合い、その昔天平時代に中国大陸からその原種がわが国に渡ってきたようです。日本の菊花は、大古より皇室の御紋章として日本人の親愛のシンポルでもあります。
菊は利用度が高く、慶弔事に使われ、更に国際親善の一役を果たし、若い方の情操教育に役だっているようです。
また、現在では全国の中学校での技術科程にもとり上げられているようです。
今年は陽射しの強い日が続き温度が高く大変でしたが、1年間丹精込めた菊が大輪となって咲いた時の感激はまた格別です。
菊づくりは、中年の方には人間づくりに、高齢者にあっては長寿法の一助として広く利用されていくことを願っています。